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市政の現状報告

 平成31年もいよいよ押し詰まり、来る5月1日より新たな元号になります。その直前の3月31日には下根運動公園内の武道館とひたち野うしく中学校(工事が始まり来年4月開校予定)隣接の第一幼稚園が竣工式を迎えます。武道館は九月末に開催される茨城国体の空手大会練習施設として活用され(本大会は体育館が会場となる)、新しい第一幼稚園は4月より新入生を迎え中根小学校敷地より移って参ります。

 昨年10月末に飲食・物販事業を閉鎖した牛久シャトーについては、オエノンHDと牛久市が交渉中であり、私は「牛久シャトー研究会」世話人の立場から、研究会メンバーが提案してくれた様々な解決案を市執行部にお届けしています。市民の真剣なご意見や識者の国内外のケースを例とした意見など、牛久市にとって参考になるものが盛りだくさんです。速やかな解決を願ってやみません。

 エスカード牛久ビルの空洞化も数年にわたり未解決のままですが、市議会に於いて10対11で執行部提案の支援策が可決され、解決に向け進んでいます。但し支援策を実行していく場合は、牛久都市開発株式会社の決算書や経営内容を市議会がしっかりチェックできる体制を条例によってつくっていくことが残されており、市が用意しない場合は議員有志で上程し、次の議会で創っていこうと考えています。

 前市長時代、中学校の新設や武道館の建設は財政が厳しいのでやらないという結論でしたが、根本市長が誕生し、このように予想外の経費と合わさってしまい、市の財政状況は非常に厳しくなっています。私は新しいプロジェクトを実施するときは常に税収策を講じなければするべきではないと強く主張して、議会に於いて様々な提案をしてきているのですが、市長は是非やっていきたいと答弁しながら一向に実施されません。牛久市が新たな資金をつくる方策としては、他の事業を倹約して生み出すか、国の交付金を貰うか、市税の増収策を図るかの何れかしかありません。何をすべきかは一目瞭然でしょう。ひたち野地区の宅地は好評のため殆どなくなってしまい、周辺の市街化調整区域の宅地化を企画すれば、びっくりするほどの税収が入ると考えます。圏央道が開通し、企業にとっても牛久市の立地は最適な地域となっています。優良企業や研究所の誘致に力を入れて、職場の確保と法人税の確保に努力すべきではないでしょうか。議会での提案がむだになっています。県会議員も国会議員も力になりますと言ってくれているのですから是非活用してほしいと思うのですが、理解出来ない状況が続いています。いずれにしましても市税の増収策を本気で取り組まないと牛久市は大変な状況になってしまいます。これについてはこれからも諦めず議会ごとに主張し続けて参りますので、皆様方のご支援とご指導を引き続き御願いします。

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